TSMアセントにおけるブリーチの戦い方

TSM対CBの第一マップアセントにおいて、TSMはブリーチを採用しており、この編成は7/29から5回ほど見せていて、80%の勝率を収めています。
編成はアストラ、レイズ、チェンバー、フェイド、ブリーチ。防衛は9本とり、かなりパフォーマンスが高かったです。防衛ラウンドを中心に紹介します。



ディフェンス


ピストルラウンド
配置は標準的ですが、チェンバーをゲート前までプッシュさせてbリンクを見るようにしています。撃ち合いに関してはバラバラになっている印象をうけました。

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ミッドプッシュ
第四ラウンド
ホウントでbロビーに敵が2人以上いることを確認すると、ミッドに四人集まり、ハイミットをレイズとチェンバーが見張り、ブリーチとアストラでBリンクを見ました。その後、ブリーチがハイミッドを上がることでレイズとチェンバーはBリンクと撃ち合うことに成功しています。

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Bカウンター

第七ラウンド
Bセットに対して、アストラのカーテンとブリーチのスタンをメインに返すことで、ブリーチが寄ることができました。これにより、ブリーチのウルトでのカウンターに成功し、強みを活かすことができています。

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ハイミッドのポジション
第九ラウンド
TSMの特徴として、交戦が起きたところを少し時間が経ってから取り返しに行くことが多いですが、今回はアストラがミッドを取り返しに来ました。また、ハイミッドまで情報をとった後、壁に張り付きます。これは前回の試合でも見せているポジションで成功率も高いように思います。

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Aとミッドのプッシュ
第11ラウンド
Aメインをアストラがクリアしながら、ミッドを詰めることでBメインに多くいることが開始10秒程でわかりました。このときのチェンバーはBメインでした。

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オフェンス

 

Aセット
第十九ラウンド
ラストではAのセットでした。かなり綺麗に決まっていました。

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総評
全体的に見て、チェンバーやブリーチをミッドの前に出しつつ、情報をとっていくスタイルが勝因の一つであると考えられます。この試合ではゲート前まで詰める動きを、TSMは半分以上のラウンドで行なっています。ブリーチは敵のエントリーに対してカウンター出来ており、練度も高く採用理由が理解できました。また、gMdのパフォーマンスは安定して高く、かなり大胆に詰める動きを見せていました。