FPX アセントの戦い方と KRUの反省点

今回はFPXのアセント戦です。結果は13-4と圧倒しました。セージを入れた構成になっています。今回は見た直後(いつもそうですが)に書いてみました。このブログだと日付くらいしか表示されないのかもしれませんが、せっかくリアルタイムで見たので書いてみます。直接的に言いますが、KRUの守りがかなり悪かったかと思います。ただ批判ではなく他の出場チームをみてKRUを評価しています。そして守りでこれだけラウンドがとれないというのは何が悪かったかを考える必要もあります。


KRU
KRUの悪かったところ
まずはピストルから始まりましたが、これは良い感じではありました。タレットとグレネードで遅延しながら、Aショートからスモーク抜きで1人倒せていましたので、ラウンドは落としましたが良かったです。
問題はここからで、
初期配置
連携の取れていない勝負
かと思います。


初期配置
KRUの守りは標準的ですが、配置を変えることはほとんどありませんでした。その上ジェットはいつもCTから見ているため、ミッドに敵がいることがわかっても、ミッドの制圧は特にしませんでした。アセントはスキルを枯らせていかないと、簡単にラインを押し上げられてしまっては対処できません。1人で一箇所見る形ですが、処理できるスキルと人数には限界があります。ミッドだけでなくどのポジションも詰めたり、スキルを使わせたりという意識が低く、FPXとしては最低限のスキル量で敵の目の前まで来れてしまうといった状態が続いていました。アセントというマップではスキルを使わせることと、ラインの上げ下げが重要になってくると考えてます。

 

連携の取れていない勝負
特にスキルを合わせることなく、ミッドやAショートで勝負してしまうことが多かったです。特にジェットが目立ちました。開幕CTの方にいるので、元々合わせようという打ち合わせなどは行われている感じでは無いようです。またミッドの制圧を2人以上で試みた回数はゼロでした。ミッドへの意識の低さ故、Aショートに簡単に人が集まり、ケイオーだけでは対応できなくなっていました。そしてこの時、カウンターのフラッシュはありますが、1人での勝負となることが多く、連携が見られることは少なかったです。Aショートを例に出しましたが、他のところでも同様でした。


FPX
アタッカー
Aショートはさみ(ピストル)
チェンバー、フェイド、セージがショートに行き、セージがツリーの入り口に壁を張ります。前述した通り、KRUの守りはキルジョイがやられた時点で崩壊しました。オーメンの位置はいわば最終防衛ラインの一つで、サイトに入られる際に逃げることができないポジションとなっていました。その後のジェットも二回目のピークはあまり良くありません。注意力はすでにヘブンに向いているため単純な撃ち合いになるからです。こういったところは味方を待つべきです。ただし、問題はもっと前の初期配置にありました。4回も成功しています。

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ディフェンダー
ピストル
セージがAを止めた後、ミッドにアクションをかけました。ハイミッドにモクは炊いた方がおそらく良かったでしょうが、Bリンクとのトレードに成功しました。その後Aショートの2人が倒されても、その直後にミッドのチェンバーとフェイドで再び勝負に出ました。こういった連携が見られるのは良いところです。

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